人を咬み飼い主が保健所に持ち込んだ幸吉は
譲渡対象外の犬として殺処分される予定でしたが
7月3日に当会が保護しました
保護した当日、私の手を咬んだ幸吉
体に触るのは危険なので獣医さんに鎮静剤を打ってもらい
ちぎれてしまいそうな古い首輪を新しいものに変えました
メンバーYさんが幸吉の預かりをしてくれることになり
保健所収容中に幸吉に何度も会いに行ってくれた
犬会員ななさんも根室から通い幸吉の散歩や世話をしてくれています
いつも興奮気味でピリピリした様子の幸吉でしたが
無理せず優しく接してくれるYさんと
「こうちゃ〜ん、こうちゃ〜ん♪」と可愛がるななさんには心を開き
お腹をみせて甘えるようになりました
保健所に居たことや環境が変わってのストレスだと思いますが
2週間ほど下痢が続き少し痩せていた幸吉ですが
落ち着いたのか太ってきて首輪がきつくなりました
「首輪をゆるめてあげたいのだけど…」とYさんから連絡があり
「Yさんなら大丈夫だと思うけど気をつけてやってね」とお願いしたところ
幸吉はすんなり首輪をゆるめさせてくれたそうです
Yさんのお家に来てから顔つきがどんどんやわらかくなった幸吉
もう普通の飼い犬と変わりませんが
Yさんとも話し急がずにゆっくりと幸吉をみてあげたいと思っています
8月11日 代表*福澤