ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

『働き方』〜釧路新聞記事より 

保護犬だった、らら(会名ピッピ)を引き取って下さったのがご縁で
昨年8月に札幌市から別海町に移住し先日保護した野犬の子クッキーの預かりなど当会のメンバーとして精力的に働いて下さっているランららさん

5月16日の釧路新聞にランららさんの事が掲載され
その時に取材をして下さった原田記者が後日書いた記事を紹介します

ランららさん、原田記者には新鮮な考え方として映ったようです(^-^)


『「働き方って変わるじゃないですか」。定年後に札幌市から別海町へ移り住んだ男性を取材した際、こんな言葉が耳に残った。趣味の釣りと、浜中町NPO法人から引き取った保護犬との生活のため昨年移住し、同法人のメンバーとして活動する。

「゛稼ぐ゜の次は゛人としての義務゜。それがボランティアや地域活動だったりするんじゃないかな。」少し遠慮がちに「不自由に対する憧れもあって」と柔らかな笑顔を見せる。

「家族を養うため」から「自身の内面に向き合うため」の労働へ。シングルマザーとなった8年前から「とにかく子供に食べさせる」という意地のみで突っ走り続けた私には、新鮮な考え方だった。離婚後に昼夜のパートを始め、5年前にハローワークの求人票で新聞記者に。やりがいはあるが、子供と満足に過ごせなかったことを振り返ると、職業は変わっても働き方は変わらなかった気がする。

長時間労働など社会問題を契機に「働き方」への関心が高まっている。間もなく現役世代ど真ん中。仕事柄、さまざまな生き方に触れるが、自分はどうなのか、どうしたいのか。まだまだ稼ぐための労働は続きそうだが、人生の後半戦を見据え模索したい。』

(原田未央)


写真1枚目…クッキー