近隣で犬猫の保護活動をしていたところが行き詰まり保護犬猫は他の保護団体などが救出したと聞きました
12年前にしおんの活動を始めた頃
「やっても切りがないでしょ」と言われましたが何もしなければ何も変わらない
一匹ずつでも命を助け幸せにしたいと思いました
(雪の中から赤ちゃん犬を拾い育てこんなに可愛く純粋な子たちが人間の勝手で捨てられ命を失うのはおかしいと憤りを感じたのがしおんを作る原点です)
ケアが必要な人に慣れていない子を保護する事が多い当会では1匹の子に要する保護期間が長く
私たちのような小さな団体が保護できる子たちはわずかです
「どの子も助けてあげたい
無理をしてでも保護して命を繋げてあげたい」
いつも葛藤し時には無理をする事もありますが許容範囲を越えた保護を続けているとメンバーに負担をかけいずれパンクし犬たちに迷惑をかけてしまいます
本当は保護活動などしなくても犬たちが幸せに暮らせる社会が理想ですが
今の日本の現状を根本から変えなければ保護犬猫は減らないと思います
「犬猫のために世話をきちんとできない飼い主を作らない」
「ペットショップ・ブリーダーの規制を整える」
これは私の個人的な考えですがこの事が世の常になれば捨て犬猫や殺処分が自ずと減り笑って暮らせる子や幸せな人が増えると思っています
写真…雪の中から拾った星子(ほしこ)
2年前に天に旅立ちました
4月15日 代表*福澤