昨日、保護犬テレサの避妊手術をしました
2年前の11月末に２匹の赤ちゃんを生んだばかりの時
中標津の牧場の敷地内に仕掛けた捕獲檻で捕まったテレサ
赤ちゃんと一緒に9日間も捕獲檻の中に入れられたままでいると知り当会で保護しましたが
長い間、捕獲檻の中にいたトラウマなのでしょう
金属を嫌がるので食器はプラスチック製の物を使い
クレイトに入れる時は金属でできた扉にタオルをかけテレサを病院に連れて行きました
人と接した事が無いのか
赤ちゃんを守る行動も相まって威嚇が激しく傍に寄る事ができませんでしが
昨年3月、子ども達が一緒に札幌のＯさんに引き取られた後で
人に馴れるためのケアを始めたテレサ
散歩に連れ出そうとしても犬舎から出るのを嫌がったり一つ一つの世話に時間がかかりましたが
メンバーＹさんがテレサにストレスを与えないようにゆっくりと接してくれました
「人は大丈夫、みんなテレサが大好きだよ」
ゆっくりゆっくりテレサとの関係を築き威嚇行動は無くなりましたが
避妊手術をして痛い思いをしたら人に対するテレサの気持ちが後退するのではと随分悩みました
でも最近のテレサは表情が豊かになりＹさんが散歩に連れ出す時
ピョンピョン跳ねて喜ぶ様子を見て人との関係には影響しないと思い避妊手術をする事にしました
病院でバスケット型の口輪をする時も時間はかかりましたが注射の時も大人しくしていたテレサ
本当に偉かったです！
手術も無事にすみしばらくは大好きな散歩もできませんが
苦境の中で2匹の子ランドとクルザを立派に育て上げたマザー・テレサですので
運命の飼い主さんと出会い大きな愛を与えてくれる子になると信じています
テレサ、大事にするんだよ☆
写真上から手術前、手術中、術後のテレサ
3月26日 代表＊福澤
