ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

犬たちから教えてもらったこと


幸吉の預かりをしてくれているメンバーYさんが
別海教会の月報に寄稿した文章を掲載いたします
 
 
 私は、浜中町で活動している「 NPO 法人ドッグレスキューしおんの会」の メンバーの一人です。
 
この会は、殺処分ゼロを目指し、迷い犬、捨て犬の保護、 飼い主を探す活動とともに、命の大切さなど、動物と人が共生できるように向けて活動しています。 
  
先月、私の家に「幸吉」(会名)という名前の犬が来ました。 
人を咬んだという理由で飼い主が保健所に連れて来て、譲渡対象外の犬として3日後に殺処分されることが決まっていました。
 
たまたまメンバーの人が用 事で保健所に行ったときに幸吉と出会い、会で保護し私の家で預かることにな りました。 
  
 幸吉のその後の生活は、会のブログ「しおんのわんころもち」に6月30日 から載っています。
今の幸吉は、多くの人たちから自分が大切にされていることが分かり、まったく別犬になって私たちを和ませてくれています。 
 
犬の保護活動をしている私ですが、以前は良い飼い主とは言えない者でした。 
捨て犬だった JOy (ジョイ)を飼い始めたことがきっかけで、犬が愛情深く人間 のことが大好きということが分かり、それまでの自分の傲慢な態度に気づいて、 犬に対する考え方が変えられていきました。 
  
 人も動物も「自分は愛され大切にされている」ということが分かったら、良 い方向へ向かっていくことを犬たちからも教えてもらっています。 
 
 
写真上…7月2日  保健所での幸吉
写真下…最近の幸吉