ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

礼儀正しいくるみの飼い主Mパパさん

昨年11月、飼い主が亡くなり当会で対応した根室のラブことくるみ

荒れた環境の中で犬小屋も無く首輪にしていたチェーンが皮膚にくいこみ痛々しい姿でしたが
12月に飼い主さんが決まりMさんのお家で幸せに暮らしています

新しい暮らしに慣れたくるみは散歩中
選挙の顔写真ポスターに吠えたり他の犬を見ると興奮したり大変との事で
穏やかなランくん(ランららさん愛犬)にしつけてほしいと連絡があり訪ねて来ました

ランららさんのお家の中で主張するように大きな声で吠え続けるくるみ

温かく見守るランくんに変わってららの瞬殺タックルが2回炸裂
くるみ、おとなしくなりました(笑)

「しつけには、犬同士のふれあいが大切と思っても、釧路のドッグランは小型犬が多く、もし怪我をさせたらと思って連れて行けないんです」と仰るMさん

ということでわが家のリオンがリーダーを務めるしおんH組のドッグランへ

リオンは野犬の子でヤクザな性格ですが勇猛な成犬男子が多いH組の輩に不穏な動きを察知すると
「うぅ−!」と一声リオンが発すればおとなしくなりケンカをしません

「リオン、頼んだよ」とドッグランに入れると
「リオンさん、しつけてやって下さい。宜しくお願いします!」とMパパさんがリオンに挨拶してくれました

ドッグランデビューで自由になったのはいいけれどアウェイのくるみ

「こわい〰、こんなとこ、早く出たいわ!帰りたい(>_<)」とドッグランの入口でMさんを見ていますがMさんご夫妻はランららさんと談笑中

それまでずーとしっぽが下がったままだったくるみ

先日譲渡した草介には勝てると思ったのかしっぽを上げて近づいて行きましたが
それまで遠巻きに様子を伺っていたリオンが接近しあえなくしっぽダウン⤵

でも、草介とはクンクン臭いをかみ合って上手に挨拶ができたようです

「リオンさん、ありがとうございました!」と帰りにもリオンのそばに行って丁寧におじぎをして下さったMパパさん

一方のくるみは車に乗った途端に大きなため息をついたそうです(笑)

くるみはだいぶ緊張したようですが犬同士のコミュニケーションで犬は多くのことを学び
それがまた飼い主さんとの暮らしにも良い影響を与えます

以前はいつ咬むか分からず人前には出せなかったリオンが今は私のパートナーとなりたくさんの人と会っています

Mパパママさん、リオンでもこのように変わったのですから
くるみはたくさんの可能性を持っていますよ(^-^)

くるみの首の傷がきれいに治ってびっくりしました
くるみを大切にして下さり有り難うございます!


6月24日 代表*福澤








写真1〜3枚目 くるみ
写真4枚目 ランくん
写真5枚目 草介
写真6枚目 リオン「くるみぃ−、今度は川にも行こうぜ!」