昨年11月に飼い主が亡くなり誰も居ない家の外で犬小屋も無く散乱したゴミの中にいたくるみ(会名ラブ)
首に巻かれた太いチェーンが皮膚に食い込むほど長い間繋がれたままでいたようです
そのせいでくるみの喉はつぶれ少し走っただけで「ゼイゼイ」喘息のような呼吸をしますが
当会がお世話になっているT先生から呼吸がしやすくなる薬を教えて頂きさっそく新しい飼い主Mさんがくるみを病院に連れて行って下さいました
Mさんがお住まいの釧路から病院までは車で2時間くらいかかります
車に乗る時くるみは喜んで乗り込むそうですが
途中オシッコをさせるために車から降ろすと必死で戻ろうとするそうです
前の飼い主のお話ではくるみは人里離れた所に捨てられていたそうでその時の恐怖が消えずに残っているのでしょう
1度目は見捨てられ2度目は苛酷な環境におかれ心身共に深い傷を負ったくるみですが
やっと素敵な飼い主さんと出会う事ができました
Mさんご家族の愛情に包まれくるみのトラウマが癒える日も近いと信じています
7月28日 代表*福澤