ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

生きるための本能

先週日曜日、5年前に譲渡した子の飼い主さんから
愛犬が急死したとの連絡があり
しばらく言葉が出ませんでした

午前中も自宅のドッグランで
元気に遊んでいたそうですが

突然、呼吸困難になりそのまま息を引き取ったとのことでした

5月のイベントにもお手伝いに来てくれていましたが
元気いっぱい陽気な子で
その子の周りにはいつも笑いが溢れていました

電話を頂いた後ですぐに会いに行ってきましたが
毛ヅヤも良く寝ているような姿に
とても信じられず何度も名前を呼びましたが…

「守ってやれずすみません」と
泣きながら謝る飼い主さんは

とても愛情深く優しい方で
保護犬に飼い主さんが決まった記事を見るたび涙して下さる方です

火葬したお骨の中に黒い部分があったそうで
担当の方に「この子は病気だったの?」と聞かれたそうです

「もっと早くに分かってあげていれば…」と
後悔の念で飼い主さんは自分を責めていますが
決して飼い主さんのせいではないと思っています

人が手を加えて作られた犬でも
すべての犬には昔、野生で暮らしていた記憶があり

弱った姿を見せては
野生で生き延びることができないため

死のギリギリにあっても
何ともないように
見せているのではないかと思うのです

私も大切な愛犬と保護犬を亡くし
後悔と苦痛の日々を過ごしたので
飼い主さんのお気持ちを思い案じられます

自分の子のように愛し
幸せにして下さった飼い主さん

本当に有り難うございました☆

今頃は虹の橋で
たくさんの仲間たちと楽しく駆け回っていますね


写真…チャーミー
しっぽを上げて散歩できるようになりました♪