ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

幸吉、待っててね

朝から雪が降り外は雪景色に一変しました

1日、2日、昨日と廃棄するという木材を利用してメンバーYさんのところでドッグラン作りをしています

囲いの1面上部に防風ネットを取り付けると完成ですが防風ネットが8日午後に入荷予定ですのでドッグラン開きは9日あたりになりそうですU^ェ^U

メンバーYさんが世話をしてくれている幸吉(こうきち)は人を咬んだと飼い主が根室保健所に持ち込み殺処分の予定でしたが
別の用事で保健所を訪れた犬会員ななさんと出会い当会で保護しました

これまで200匹以上の保護犬と接し咬まれた事はありませんでしたが
保健所から引き取った日に私の不注意で右手を幸吉に咬まれてしまいました

私の個人的な意見ですが犬が人を咬むのは嫌な思いをしたなど何かしら理由があっての事で最初から人を咬む犬はいないと思っています

その後、幸吉は優しいYさんやななさん私にもなつき
いつもお世話になっている獣医さんに幸吉のいきさつをお話したところ

「幸吉、頑張ってるね。飼い主に保健所に連れて行かれるなんて、飼い犬として一番不幸なことでしょう
でも、また人を信じようとしている幸吉は頑張ってると思うよ」と仰いました

幸吉の心の傷は深いのだろうと思っていましたが「頑張っている」とは思いもしなかったので先生のお言葉にハッとしました

他の人が訪ねて来た時など幸吉の扱いには細心の注意を払っていましたが
もっと幸吉の気持ちを分かってあげたいと思いました

そして、ドッグランが完成したら幸吉は自由に仲間達と走り回ることができます

たぶん咬む事で自分を守ってきた幸吉のストレスや負のエネルギーが
自由に走る事で発散され人と生きるために咬む必要は無いと幸吉が心から思える日がくるように願っております☆

幸吉、もう少しでドッグランができるから楽しみに待っててね!