ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

母は母

私事ですが釧路労災病院に入院していた母が今日
地元の浜中診療所に転院しました

その前は家から車で2時間半ほど離れた川湯の病院に入院していたため
会いに行くのが大変でしたので近くに来れてホッとしています

現在、母は91歳
犬たちに囲まれて本を読んだり俳句や短歌を作ってのんびりと暮らしていましたが
3年前に歩けなくなり自宅で介護をしていました

昨年7月、軽い脳梗塞を患い労災病院に入院

口からご飯が食べれなくなり鼻から管を入れた状態で労災病院を退院する事になり転院先として近隣の病院を探しましたが
「受信履歴」が無いからと断られ川湯の病院だけが受け入れてくれました

それまで病院にかからず薬も飲まず過ごしてきた母
私もほとんど病院にかかった事が無いため知らない事だらけ……

受信履歴…?
掛かり付け制度?

これまで病院にかからずに過ごしてきた事が不利なの?
病院にかかっていない私がもし入院って事になったら受信履歴が無いからとたらい回し?
これは世の中当たり前の事で私が無知なの?

疑問符だらけの日々でしたが私の事を分かっているのか分からないのか
「大丈夫?」と聞くと微かにうなずく母の穏やかな顔を見ていると波立った心が落ち着きました

認知症が進むと自分の子どもさえも分からなくなってしまうと聞いて
「もし、母がそうなってしまったらどうしよう」と怖くなった事もありましたが
今の母がそうだとしても穏やかな母には変わりはないので私を分からなくても母は母と思えるようになりました

突然、介護生活が始まった時は受け入れる事ができず葛藤の日々でしたが
周りの皆さんのお蔭で仕事もしおんの活動も止めること無くできることを感謝しております☆


5月9日 代表*福澤


写真1枚目…保護子犬 草介(左)とアケボノ
ふたりして何見ているの?