福島県飯館村に住む「太陽」という犬と飼い主さんの様子をテレビで見ました。
仮設住宅ではペットを連れて来れないため、約200匹の犬と400匹以上の猫が村に取り残されているそうで、
飼い主さんは週に2度、車で1時間かけて太陽の世話に通っていました。
飼い主さんが来た時は大喜びしていた太陽ですが、
飼い主さんが帰る時は去って行く姿を見ないようにしている太陽の姿に、
「子どもと別れるように辛い」と涙をこぼして飼い主さんが話していました。
大震災の恐怖の後で、突然取り残されてから三年が立ちましたが、
誰も居ない家で飼い主さんを待ち続けて暮らす太陽の三年は、人間以上に長く感じる日々だと思います。
太陽のように周りを明るく照らしてほしいと名付けられた太陽。
一日も早く太陽と飼い主さんが
一緒に暮らせる日が来ますように…☆
大震災の被害で命を失った方々や動物たちのご冥福をお祈りいたします。
*釧路新聞『巷論』に掲載のコラムもホームページよりご覧下さい。
http://dogrescuezion.ninja-web.net/
写真…町内霧多布湿原センターから見た虹