ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

元真の深い哀しみ

野犬の子、元真(がんま)を保護してから9日が立ちました

いまだ人の手からおやつをもらわないがんま

捕まえる時にひどく抵抗したり威嚇をした野犬の子でも
体は触らせなくても3日もするとおやつは手から取ってくれるのですが
未だがんまは固く口を閉ざし人の姿が無くなってから食べています

がんまは生後3ヶ月〜4ヶ月くらいだと思いますが一体がんまに何があったのでしょうか?

私たちの想像以上の辛い体験をし心に深い傷を負っているようです

人に対し固く心を閉ざしてしまったがんま

アケモリ兄弟の犬舎の左隅にうずくまったまま傍に行っても逃げるわけでもありません

がんまがうずくまっている場所はアケボノがいつも体を休めている場所で
他の子犬が居ると子犬をよけて自分の定位置に収まるアケボノですが
がんまのことは追い払おうとせず犬舎の中ほどで休んでいます

いつもなら保護した子犬と戯れたりしつけをするアケモリ兄弟ですががんまには近づこうとしません

がんまの深い哀しみやトラウマを感じそっとしてあげているのでしょうか?

私には分かりませんがアケモリとがんまは犬どうし心で語っていると思います

今のがんまに必要なものは時間と愛情だと思いますので
がんまやアケモリを信じゆっくりと接していきたいと思っております


2月5日 代表*福澤


写真3枚目…アケボノとがんま(分かりずらいですが写真右奥にいます)