ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

ボブくんとエバちゃん

当会をご支援いただき札幌駅地下歩行空間でのイベントの時に会いに来て下さったKさん(札幌在住)の愛犬ボブくんとエバちゃんのお話です


「6年前ペットショップで赤札セール価格になっていたボブに出会いわが家に迎えました。
それがきっかけで悲しい運命を背負ったワンコが沢山いることを知り、今度は保護犬をわが家にと考えるようになりました。

でも、わがままボブが新しい家族を受け入れてくれるのか
心配で福澤さんに伺ったところ、「どんな子も時間が経てば必ずきょうだいのように仲良くなりますよ!大丈夫!」とアドバイスして下さいました。

それから数ヶ月後、縁あって保護犬のエバが家族の一員になりました。
しかし!先住ボブはおこってばかり。
ずっとエバを怖ろしい形相で睨みつけ、近づくと唸り声を発して威嚇、噛みつくこともありました。

このままでは2匹とも不幸になるのでは…と心が折れそうになりましたが、この子達を信じて私も頑張ろうと決意し、先住犬の立場を尊重しながらストレスがかからないようにと気を使う日々を送りました。

するとだんだん距離が縮まり、5ヶ月が経った頃には2匹並んでコロコロと仲良く寝るようになりました!
そんな2匹の姿を初めて見た時には感動してじんわり涙が出たのを覚えています。

もし、福澤さんのアドバイスがなければエバを保護団体さんに返すという選択をしていたかもしれません。

大変だった時期も振り返ればたったの数ヶ月。
エバが悲しい体験をした分、私たちも頑張って、辛いことは分け合って皆んなで楽しく暮らしていきます!
だって家族ですものねー!
ボブにはいつも「ありがとねー」と声をかけています。


写真1枚目…エバが来た頃のボブ。目がつり上がっています。
写真2枚目…譲渡会のエバ。隅っこで固まって全く表情がありませんでした。
写真3枚目…だんだん距離が縮まって
写真4枚目…同じ格好で仲良くお昼寝!」


ボブくんもエバちゃんもKさんも良かったですね!
苦労をした分、本当の家族になれた時の喜びや幸せは大きく辛い体験は後に必ず生きてきます

ボブくんとエバちゃんの事を話して下さった時にこぼれたKさんの涙、とても綺麗でしたよ

みんな頑張りましたね!
心から幸せを祈っております☆


5月10日 代表*福澤