ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

霧多布湿原トラストの会報に

認定NPO法人霧多布湿原トラストが毎月発行している会報に依頼され町内に自生する植物の事を書いています

今回はツリガネニンジンを書かせて頂きました



「今年はいつもより季節の進み方が早く、7月の終わりには秋を代表する花の一つ、萩が咲きススキも穂を出しました。

お盆が過ぎ野山では、ツリガネニンジンがたくさん咲いています。
釣り鐘の形をした花は、水色や濃いブルーなど、場所によって青の色合いがさまざまで、別名「風鈴草」の名のごとく、涼しげで風情があります。
たまに真っ白な花を見かける事がありますので、気をつけて見てみて下さい。

また、白く太い根が薬草で有名な高麗人参に似ている事から、ツリガネニンジンと呼ばれていますが、ツリガネニンジンの根も薬用効果があり、煎じた液はせき止めや皮膚のかゆみ止めになります。

花言葉は「優しい愛情」「感謝」「大切な思い出」。
16年前の夏の夕暮れ、犬を連れて涙岬を散歩している時に、大阪から旅行に来ていたご夫婦と出会いました。

奥様が優しく声をかけて下さったのがご縁で、わが家の犬の姉妹ハナを貰って下さり、今年のお盆も里帰りに来てくれました。

お二人は本当のお兄さんやお姉さんのようで、滞在中もご飯支度や家の整備をして下さり、いつも申し訳なく思うのですが、「姉が妹のためにするのは当たり前の事」と仰って下さいます。

ツリガネニンジン花言葉に、大切な思い出がよみがえり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。」


写真2、3枚目…お兄さんとお姉さんの家族になった星野(せいや)
星野の足にピッタリの義足を作るために試作中です