9月22日に保護した柴犬 笑吉(しょうきち)
保護して2週間ほど過ぎましたが毎日しっぽを噛み唸り声をあげながら右まわりにすごいスピードで回っています
写真は保護して2日後の笑吉でしっぽの毛はフサフサしていましたが今は右半分の毛が無くなってしまいました
笑吉のように何かに取り付かれたように同じ行動を繰り返えし日常生活に支障をきたす状態を常同障害といい
笑吉は強迫神経症にかかっていると思われます
犬が強迫神経症になってしまう原因と考えられるのがストレスで具体的には
○過剰な拘束
○長時間の孤独
○少なすぎるスキンシップ
○少なすぎる散歩
○攻撃的な犬との同居や飼い主による過度のしつけなど
5番目の項目以外はぜんぶ当てはまり笑吉の心は深く傷つき自傷行為を繰り返しています
1日2回の散歩は10分程度で1日のほとんどをケージの中で暮らしていた笑吉は
生まれてから1年7ヶ月の間で優しく撫でてもらったことはあったのでしょうか?
心の病に追い込まれた笑吉と同じような生活を強いられている犬猫が全国にたくさんいます
ペット産業経済の発展の裏には笑吉のような子がたくさんいる事を分かってほしいと思います
10月7日 代表*福澤