ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

中標津で捕獲された母子犬を保護しました

中標津町役場が同町の牧場の敷地内で捕獲し、その場所で捕獲檻の中に保護していた母子犬をしおんの会で保護しました。

中標津から浜中のY会員宅まで、役場のトラックに積まれて母犬と2匹の子犬(雄・雌各1匹、生後まもなく目も開いていない状態)が到着。
長い車の移動で極度の緊張と寒さのためかすっかり憔悴した母犬。
子犬たちも寒さのためぐったり状態。雄の子犬は寒さのためか体温が下がり瀕死の状態。

当会の会員たちが子犬を救おうとお湯を沸かし、体を洗い、湯たんぽで体を温め必死の対応。
1時間ほど温めたところでやっと体温が戻ってきて、「これでなんとか持ちこたえるかな」・・・経験豊富な福澤代表の一言で、嬉しさがこみ上げてきました。
ここまでくれば、後は母犬にお任せして元気に回復することを願うばかりです。

母犬の方も、この親子のために整備した牛舎内の広い犬舎の中で、水を飲みご飯を食べ車酔いから回復。
子犬を引き離されたため、かなり警戒するようでしたが、唸ったり威嚇することもなくおとなしく子犬たちが戻ってくるのを待っているようでした。

連日の冷え込み、冷たい捕獲檻の鉄板の床での生活、こんな厳しい環境を乗り越えた親子犬。
これからは2番草の牧草をたっぷり敷いた広い犬舎の中でゆっくりと元気を回復してほしいと思います。

母犬はテレサ、雄子犬がフラン、雌子犬をシスコと命名しました。
みなさま、この母子犬たちが元気を回復し健やかに成長するようご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
写真1 犬舎の中でお食事中の母犬
写真2 雌子犬のシスコ
写真3 雄子犬のフラン
写真4 フランを回復させようとスポイトで栄養ミルクを
写真5 元気を回復し安眠中





ランらら

動画をご覧ください(犬会員なな)