10月3日、浜中町内の酪農家さんの敷地内で月齢生後一ヶ月くらいの子犬5匹が発見され、酪農家さんのご協力のもと捕獲保護されました。
逃げてしまった子犬がいたため、その翌日に役場で子犬用の捕獲檻を設置したところ5日早朝に奇跡的に母犬が入っており保護することができました。
当会の保護犬の飼養頭数が多いため、子犬を保護してくださった酪農家さんがしばらくお世話を、と申し出てくださいましたが、母犬を保護できたことにより現在当会の犬舎で親子一緒に保護しています。
母犬の名前は千曜(ちあき)
過酷な生息状況下で飢えをしのぎながら十分な食べ物を食べず出産し、自身の身体もつらい中で現在たくさんの子犬たちに懸命に授乳してくれています。
とても可愛らしい、優しいお母さんです。
保護した酪農家さんによると、普段人の近くに寄ってくることはなく、これまで餌付けは全然できていなかったとのこと。
母犬・千曜は捕獲檻の中でも落ち着いており、手から餌も食べてくれたそうです。
まだ人に触られることは嫌がりますが、手から餌を食べ人が子犬に近づいても吠えることはありません。
本当に野犬とは思えぬほど落ち着いています。
子犬たちの名前は
月乃(つきの):♀ 白黒色。首の後ろに白い月のような模様があります。
火乃(かの):♀ 薄茶色。
水乃助(みずのすけ):♂ 白黒色に見えるがよく見るとやや茶褐色。左前足が白く、水玉模様になっている。
木乃助(きのすけ):♂ 白黒色。足先だけが白色。
金乃助(きんのすけ):♂ 白黒色。顔の額から鼻筋が白色。
母子ともに良いご縁がありますように☆
写真は母犬・千曜(ちあき)と子犬たち、授乳中の様子です。
ぜひ動画もご覧ください☆
10月5日、浜中町内の酪農家さんの敷地内に設置した捕獲檻で月齢生後一ヶ月半くらいのオスの子犬を3匹捕獲保護しました。
名前は黒色の一番大きな子犬が大将(たいしょう)、 薄茶色の子犬が大幸(たいこう)、 焦茶色の一番小さな子犬が大遥(たいよう)です。
上記5匹の子犬と同じ場所から保護されましたが、大きさが違うことから母犬・千曜(ちあき)とは別の犬と思われます。
大遥は身体が小さかったため、当会の犬舎で千曜(ちあき)親子に混ざって母乳をもらっています。
大将と大幸は、保護してくださった酪農家さんが預かってしばらくお世話をしてくださることになりました。
皆さま、大将、大幸、大遥もどうぞよろしくお願いいたします。