24日 パトラに会いに行き広い牧草地を一緒に散歩しました♪
6年前に町内の農家Mさんに譲渡したパトラ
パトラは野犬が生んだ子ですが
Mさんの家を頻繁に訪れている人でも
パトラが居ることを何年も知らずにいるくらい
居るか居ないか分からないような子です
人が来ても存在を潜めているパトラですが
唯一私が来た時だけはワンワン吠えるので
Mさんは私が来たとすぐに分かるそうです
散歩の時も引っ張らずに歩きMさん曰く
「うちにはパトラがちょうどいい」パトラですが困ったことが一つ
年に一度ほど係留しているのが離れることがあり
Mさんが呼ぶとすぐ傍まで来ますが掴ませません(^-^;
そういう時はMさんから連絡があり行きますが
姿が見えなくても「パトォ−!」と一声呼ぶと
一目散に私のところに飛んでくるパトです(笑)
パトラが掴ませないのには訳があります
農家さんのD型ハウスに潜んでいたパトラは
捕まる時に怖い思いをしたようで
Mさんが嫌なのではなく『つかまる』という行為そのものが今でも嫌なのです
人に触れることがなく育った野犬の子は
初めて触れた人にどのようにされたかで一生を左右します
パトラのように特に臆病な性格の子は
『つかまる』=『怖い体験』と何年立っても残り
人にとっては問題行動と言われてしまいます
ですから当会で野犬の子を捕まえる時は
トラウマにならないように細心の注意をはらって捕獲しています
その後のケアをしてくれている子犬教育係のアケモリ兄弟も野犬の子ですが
MさんのD型ハウスに潜んでいたモリオは
Mさんの名前の上と下を頂き名付けました(^_^)v
何度も私の傍に駆け寄って来ては
雪の大地を駆け回るパトラ
私も嬉しいクリスマスになりました♪
ありがとう☆パトラ!
代表*福澤