ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

殺処分ゼロで天寿全う

2月26日の北海道新聞旭川市動物愛護センター「あにまある」で
2月半ばに死んだ保護犬クロ(雄11才)の記事が載っていました

「気が荒く手に負えない」と飼い主に飼育放棄され持ち込まれたクロは
センターに2年4ヶ月保護されていましたが
昨秋から皮膚病を患い2月に入ると食べ物を受け付けなくなったそうです

クロの死はセンターのホームページに掲載されていますが
死んだ犬について紹介するのは初めてであと数日は続けるとのことです

旭川市愛護センターは2012年9月に郊外から市中心部に移転し新しい施設なり
「あにまある」という通称で市民に親しまれています

郊外にあった時はほとんどいなかった見学者が年間4千人ほどになり
新しい飼い主を見つけやすくなったそうです

移転前のセンターでは殺処分が当たり前だったのが
保護スペースも広げ多くの犬を預かることが可能になり

古市篤所長は「保護スペースに余裕があり
クロと一緒にいられたのは運が良かったと感じる。
以前の私たちには、犬をしつけて飼育するという経験もなかった。
クロのおかげで貴重な時間を過ごせた」と話しています

あにまあるの取り組みを象徴するような最古参犬クロ

飼育放棄されたクロですが
あにまあるの職員さんたちの愛情に包まれ
天寿を全うすることができました

あにまあるに関わる皆さまに
心から感謝いたします

ありがとうございました


旭川市動物愛護センター「あにまある」
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/eiseikensa/Animaal_HP/inuneko/hogoinu.html