28日に保護した野犬の子、元真(がんま)
人が居る時はハウス代わりのクレイトの奥に引きこもり出て来ずおやつをあげても目の前では食べません
ふつう人馴れした飼い犬の子ならおやつをあげると喜んで食べ
「もっとちょうだい」とばかりにまとわり付いたりするのですが
がんまは身動きもしません
がんまの口元にビスケットを置いて離れると
クレイトの中にしいたワラを鼻で押しビスケットをワラの中に隠してしまいました
いつ食べ物にありつけるか分からない自然の中で生きる野犬たち
こんな小さな野犬の子にも生きる知恵が身についているのですね
がんまは農家さんに捕まりましたが
がんまくらい大きくなった子犬は逃げるのも早く捕まえるのは困難です
がんまはだいぶ体が弱っていたため捕まえることができたと思いますが
もし捕まっていなかったら雪に閉ざされた厳しい冬を生き延びるのは難しかったかもしれません
がんま、えらかったね!
たくさん食べて元気になるんだよ
少しずつ少しずつでいいから仲良くなろうね