ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

祈り☆……星子

私の愛犬 星子(ほしこ)が前庭疾患を患い病と闘っています

8月23日夜、1回目の痙攣発作を起こした後1時間おきに6度の発作を繰り返し1回目の発作の後ですぐに病院に行ったところ
星子は高齢犬がよく発症する「前庭疾患」とのことでした

前庭疾患は耳の奥の前庭神経に異常が起こるために発症する病気で
前庭は体のバランスを保つのに重要な器官のため足元がふらついたり体のバランスがとれなくなる病気です

耳はだいぶ遠くなっていましたが14才と高齢のわりには足腰が丈夫で
若い犬たちと一緒に散歩していたのですが倒れる3日前から元気が無く家の側だけを歩いていました

それが突然、激しい痙攣に襲われ……
不定期に起こる痙攣には鎮静剤を注入し点滴をして自宅で看病していたところ
発症して3日目に動けるようになりましたが右に右にと回るばかりでした

2〜3時間くらい寝ては起きて旋回運動を繰り返す星子

「星ちゃんの回復は感動もの!」と獣医さんもびっくりするくらい回復し
左にも回れるようになりごはんも普通に食べていたのですが
30日の夜、また激しい痙攣発作に襲われました

今回の発作はそれまでの鎮静剤が効かず1時間くらい続き病院の治療でやっと治まりました

「星子、まだ逝けないよ、大丈夫だよ」と最初は言っていましたが
あまりにも苦しむ星子が可哀想で「星子、もう頑張んなくていいよ」と言ってしまいました

命をとりとめても寝たきりになるのではと覚悟していましたが
星子はまた立ち上がり右回りの旋回運動を繰り返しています

夜昼関係なく2〜3時間ごとに歩く星子が転ばないようにお腹にタオルを巻き誘導したり
いつ起きるか分からない発作に目が離せずにいますが
徘徊だとしても歩くことで元気だった時の記憶が戻るのではと仕事を休み星子に付き添っていました

しおんの会を作るきっかけになった愛しい星子

今も懸命に生きようとしている星子のために祈って頂ければ幸いに思います☆


9月3日 代表*福澤