ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

ロッキー、辛いのにごめんね

皆さま、いつも有り難うございます☆ 代表*福澤です

私はしおんの会を始める前は保健所に行けませんでした

アウシュビッツのようなイメージが強く収容されている犬たちのことを想像するだけで
自分が見殺しにしているみたいな気持ちになり直視する事や事実を知る事を避けていました

15年前の2月、雪の中から生まれて間もない7匹の子犬を拾いました
その中の1匹が公私ともに私を支え昨年9月に天に旅立った星子です

いつも私を見つめ傍から離れない星子が可愛くて仕方ありませんでした

「私の知らないところで可哀想に死んでいる犬がたくさんいる
どうしてこんなに可愛く心のある犬を捨てるのだろう?
世の中、おかしい……犬たちを助けたい!」

これがしおんの会をつくる原動になりましたが気持ちの弱い私はなかなか踏み出せませんでした

「もし保護活動を始めたら可哀想な犬たちにたくさん会うことになるだろう、私に堪えられるだろうか……」

4年間悩み迷い続けましたが月に1度仕事に行く隣町で仕事を終えて外に出た時
捕獲檻の中に子犬が3匹 連れていかれる寸前のところでした

子犬を引き取り飼い主さんを見つけましたが
「私が迷っている間にも罪のない犬が命を失っている、悩んでいる暇はない」と思い
保護活動のやり方もろくに分からないまましおんの会を立ち上げました

今も辛い状況にある子どもたちや犬たちの事を思うと苦しくなります

前庭疾患の病気を患い首が大きく曲がり真っ直ぐに歩けなくなってしまったロッキー

苦しんでいる時にカメラを向けてロッキーに申し訳ない気持ちですが
今を一生懸命に生き頑張っているロッキーの姿をたくさんの方に知って頂きたく
そして、皆さんの祈りが奇跡を起こすように願い綴っています


写真1枚目…ロッキー
写真3枚目…ハナ(左)と星子
写真4枚目…ハナ星子兄弟を見つけたアインシュタイン