ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

ブラッキー

写真の子はブラッキー
今、意識が無く生死の境で闘っています
 
ブラッキーはメンバーYさんの愛犬でY組のリーダー
ハッピーの兄弟犬で12年前(当会が発足する1年前)に生まれました

兄弟たちはそれぞれの家庭に引き取られブラッキーも新しい家族に可愛がられ暮らしていましたが
充分な運動をされていない様子でYさんはずーとその事が気がかりだったそうです

先月、ブラッキーの飼い主さんが事故で危篤状態となりご家族の方も病院に詰めていたため
(数日後にお亡くなりになりました)
先月9日の夜にYさんと一緒にブラッキーを迎えに行ってきました

誰も居ない家で1匹で留守番をしていたブラッキー
Yさんを見るととても喜びすんなりと車に乗りました

12年ぶりの再会でしたがハッピーとブラッキーはすぐに仲良くなり大勢の仲間もできて楽しく暮らしていたのですが,……

昨夜、ブラッキーが激しいけいれん発作に襲われいつもお世話になっているO獣医さんに治療をして頂き
今日、キロル動物病院で検査をしたところ膵臓癌と診断されました

今も病院で治療を続けていますが回復するか
このまま意識が戻らないかはブラッキー次第との事です

ブラッキーを家に連れて来れて良かった」と喜んでいたYさん
相手の状況や気持ちを真底いたわり自分が犠牲になっても決して責める事をしない心優しい人です

人を噛んだと根室保健所に飼い主が持ちこみ殺処分が決まっていた幸吉(現在は犬会員ななさんの愛犬)はじめ
たくさんの犬たちを預かり助けてくれました

犬の気持ちを一番に考え幸せを願い世話をしてくれているYさんは私の大切な友人でもあり
しおんのメンバーとしていつも温かく支えてもらっています

ブラッキーが回復しまた笑顔を見せてくれる事を願い私たちができる全力のサポートをしてあげたいと思っております

どうぞ皆様、ブラッキーのためYさんのためにお祈り下さいますよう宜しくお願いいたします☆


9月12日 代表*福澤


写真1枚目…ブラッキー
写真2枚目…ハッピー