認定NPO法人 霧多布湿原ナショナルトラストの会報に依頼され町内に自生する植物のことを書いています
今回はエゾマツのことを書きましたので紹介いたします
「えぞに一人で来たけれど、とどのつまりは二人旅」これは、エゾマツ(蝦夷松)とトドマツの見分け方を教えて下さった方から聞いた言葉で、エゾマツは1本の葉が鋭く尖っていますが、よく見るとトドマツの葉の先端は2つに分かれています。
葉を触るとエゾマツはチクチク痛いですが、トドマツは柔らかく優しい感じがします。
名前の通りエゾマツは、北海道に分布する常緑針葉樹で、木材として優れているため広く植林されています。国産材の中で音響効果が最優秀といわれるエゾマツは、ピアノやオルガンの響板のほか、バイオリンなど管弦楽器の甲板材にも用いられているそうです。
また、アイヌ民族にもゆかりが深く、魔物鳥に狙われた若者を、エゾマツの女神が木に宿し救ったという物語が言い伝えられています。
冬になっても枯れず一年中、緑を絶やさない松は、洋の東西を問わず、昔から神が宿る神聖な木としてあがめられてきました。日本では門松やしめ飾りに、西洋ではクリスマスリースなどに用いられていますが、どちらも幸せへの願いが込められています。
今、この原稿は12月の半ばに書いていますが、皆様がご覧になるのは来年1月の上旬頃でしょうか。
皆様が幸せで、良い年を迎えられますように祈っております。
1月13日 代表*福澤
写真2〜10枚目…飼い主さん募集中の子犬たち
詳しくはホームページをご覧下さいね(*^^*)
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