ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

フランとシスコに飼い主さんが決まりました

昨年12月7日に中標津役場から保護した母犬テレサとフラン・シスコの子犬たち。
同町の牧場敷地内で捕獲されましたが捕獲檻の中で何日間も過ごしている事を知り当会で保護しました。

中標津から当会まで役場のトラックで搬送されてきましたが、まだ目の開かない赤ちゃん犬だったフランとシスコは寒さのために瀕死の状態。
シスコは微かに動いていましたがフランは体が硬直していて急いでお湯に浸からせ湯タンポで体を温め命をとりとめました。
あれから約3カ月半、2匹の子犬はすくすく元気に可愛く成長し新しい飼い主さんが現れるのを待っていました。

昨日、引き取りを希望している札幌のOさんご夫婦がフランとシスコに浜中町まで会いに来てくれました。
人間大好きなフラン。チョット警戒心が強いシスコ。
フランは嬉しくてうれしくてOさんご夫婦にまとわりついて離れません。
シスコは警戒して犬小屋の隅っこに逃走・・・イヤハヤ
O婦人がおやつを差し出すと、恐るおそる寄って来て手から受け取り食べてくれました。
おやつをあげたり、抱っこしたり、部屋の隅に逃げ込まれたりと何かと賑やかな対面式でした。
だいぶ慣れて来たところで、リードを付けて散歩を楽しみました。

生フランと生シスコに触れたOさんご夫婦、希望どおり2匹を引き取りたいとおっしゃってくださいました。
当会の福澤代表は「瀕死の状態で保護した2匹、できれば一緒に引き取ってくれる飼い主さんが見つかってくれれば」と願っていて、念願が叶いやや興奮気味でした(余計なことを書くなと怒られそうです)。

Oさんご主人の車の趣味はランドクルーザーということで、2匹の名前はランド(フラン)とクルザ(シスコ)に・・・
今月25日に譲渡予定です。
写真1 ご対面
写真2 隅っこに逃走したクルザ(シスコ)
写真3 O婦人の手からおやつを食べるクルザ(シスコ)
写真4・5 散歩風景
写真6 ランド(フラン)
写真7 クルザ(シスコ)






ランドとクルザ、ミュージカルの主役の名前みたいで夢が広がりますね。
2匹一緒、クルザが慣れるまで大変でしょうが、ランドがついているので安心ですね。
Oさん、2匹のことをよろしくお願いいたします。
ランらら