ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

釧路新聞『巷論』に

12 月は大晦日まで仕事があり忙しく年が明けてから小掃除をしている代表*福澤です
釧路新聞に依頼されコラムを書いていますが、本日新聞に掲載されましたので紹介いたします


『犬たちと一緒に、子供たちに命の大切さを伝える『動物思いやり教室』を行っています。
昨年9月末、根室市厚床小学校1、2年生を対象に、道徳の授業を行いました。そこでは、担任の先生から“『しおんの会』を作るきっかけになった話をしてほしい”と頼まれました。

8月23日、全身が痙攣する発作に突然襲われ、9月10日に私の胸の中で静かに息を引き取った星子。15年前、雪の中に埋もれ捨てられていた星子を拾ったことがきっかけでしおんの会を作りましたが、子どもたちの前で話をしているうちに、涙があふれてしまいました。

「泣いてしまってごめんなさい」と謝り、子供たちの顔を見ると、目を赤くしたり涙を拭う子もいて、子どもたちの優しい気持ちがとてもありがたく感じました。

後日、担任の先生から感想文が届きました。子どもたち一人一人の顔を思い浮かべながらうれしく拝見しましたが、その中からYさんの作文を紹介します。

「9月28日水曜日に、思いやり教室をしました。私は、200匹以上の犬の飼い主が見つかったと聞いて、すごいなと思いました。困っている犬を見つけて、それから保護したのが200匹以上だということもすごいし、飼い主まで見つかったことは大分すごいことだと思ったからです。私は、犬や動物に優しくした方がいいとわかりました。また、厚床小学校に来てほしいと思います。これからも、犬や動物、友だちも大切にしていきたいと思いました。本当にいい勉強になりました。」

私は子どもと犬は無限の可能性を持っていると信じています。自分は愛されていると心から感じ、良き指導者(飼い主)と出会えば、可能性の種はどんどん成長し花を咲かせると……。
犬の保護活動を通じて、子供たちがのびのびと幸せに暮らせる社会が私たちの願いです。
皆さま、今年も宜しくお願いします。』


写真1枚目…授業を手伝ってくれたメンバーMさんの愛犬ミキティ
写真2枚目…同じくランららさんの愛犬ラン&らら、先日譲渡したテツ(手前)