昨夜は澄んだ十六夜の月を見ながら今月1日
天に旅立ったメンバーMさんの愛犬ミキティを思い出していました
7年前、トイプードル(オス)と一緒に林道に捨てられていたミキティ
保護した時は毛が抜け落ち耳のふちはギザギザに裂け
体中をひどく痒がり壁に血が飛び散るほど掻きむしっていました
散歩をしようと思い抱っこして外に出て地面におろすと私の足に必死でしがみついたミキティ
また捨てられると思って必死なのかな?と最初は思いましたがミキティの怖がりようを見ているうちに
「この子は外に出たことが無くて怖がっているのでは……」と思いました
獣医さんに診て頂くとたくさんの子犬を生んだ体とのこと
そして、保護して2週間後にミキティは5匹の子を生みましたが
その頃、町内のあちこちに純血種の犬が捨てられ亡骸で発見された子もいました
明るく人が大好きだったミキティですが保護した時の状況からその半生は苛酷なものと想像しています
日本中にはびこる悪質なペット業者
売られた子の陰で苦しんでいる子や非業の死をとげる子が無数にいます
どのようにしてそこのペットショップやブリーダーが成り立っているのか
事実を知ってほしいと思います
どうして悪の循環を絶ち切れないのか
どうしたら良い流れを作ることができるのか
ミキティを偲びながら考えています
2月13日 代表*福澤