ドッグレスキューしおんの会🐕   

北海道の浜中町内で野犬が産んだ仔犬が野生化しないよう保護し、飼い主になってくださるご家族へ譲渡するボランティア活動をしています。

ランドとクルザの飼い主さんからお便り

昨年12月7日に中標津役場から保護した兄妹子犬のランド(会名フラン)とクルザ(会名シスコ)の飼い主札幌のOさんからお便りが届きましたのでご紹介します。

Facebookでしおんの会の皆さま、テレサ、他のワンちゃん、お引き取りになられた飼い主さま、ワンちゃんがご無事とのことで本当に安心しました。
こちらもランドとクルザは無事です。

9月6日、強い揺れを感じ、すぐに2匹の居るリビングに駆けつけたかったのですが、立ち上がり歩くことが出来ませんでした。
揺れがおさまって2匹を探しましたが見当たらず、電気もつかない暗闇の中スマホの明かりで探すと玄関で2匹ぴったりくっついて震えていました。
時計やグラスなどいろんな物が落ちて割れた音が怖く、ケージから死に物狂いで飛び出し逃げたのだと思います。

すぐに抱っこしてソファへ連れて行きましたが震えが止まらず玄関に逃げたがります。
余震もまだかなりありましたので車へ避難して明るくなるのを待ちました。

明るくなって近所の方々が集まり、現実を見ました。

我が家は灯油タンクが倒れ、地面は亀裂が入り、家は幸い傾きはありませんが地面が下がったため基礎の下が見えてしまう状態。

夫は従業員と動かなければならなかったので私はとにかく2匹と常にくっつき過ごしていました。
こんな時、頼れるのはラジオとクルザです笑
意外とどっしり構え、眉間にシワを寄せながらキリッとした表情、余震が無ければ丸くなって寝てくれます。
いつも陽気なランドは余震が無い時も不安な顔、余震があるたびにブルブル震え、全く寝れません🐶💦

夫が帰ってくると、こんな状況でも夫とクルザはここぞとばかりにグゥグゥ寝て、私とランドは不安で眠れないまま、ラジオを聴いて過ごしてました(犬も似るものですね 笑)

停電が解消される9月7日20時までは携帯も繋がりずらく不安ではありましたが、幸い水・ガスが大丈夫でした。

8日からは実家も停電が解消されたので余震もあることから一家で避難中です。(両隣の家も被害があり避難されてました)
いつもの犬小屋に来れた安心からか3日ぶりに2匹がジャレ合ってるのを見て安心しました♪
地震が続く中、何より驚いたのは2匹の食欲があった事です(ドッグフードの残りが少ない時に限って 笑)
普段は食欲にばらつきがあり、ご飯に悩んで来てましたが、こんな時はお腹が空くのかすごく食べてくれました🐶

以上、長文になり申し訳ありませんが、今の報告でした。
被害は少しあったものの、みんな元気にしています✨

※眠れないランドと舌をチョロっと出して変顔で眠るクルザ、座りながら眠るランドとしっかり顎をつけて眠るクルザ、ランドがクルザに頼り安心して眠る2匹、実家で私が添い寝する為に準備した場所を陣取って寝るランドの写真を送ります。」



道内で被災された方が1日も早く元の生活に戻れますように、復旧と再建を願っております。
ランらら