中標津町の牧場に設置した捕獲檻でつかまったテレサを保護してから2年4ヶ月が過ぎました
生んだばかりの赤ちゃん犬2匹と一緒に保護し赤ちゃんを守るせいもあったかと思いますがテレサの威嚇は激しいものでした
人の姿が見える間中
今にも飛びかからんばかりに吠え続けるテレサ
メンバーYさんはガードをして身を守り世話をしてくれていましたが
私自身テレサの犬舎に入る時は咬まれる覚悟をして接していました
今はだいぶ私たちにも馴れ穏やかになったテレサですがまだ譲渡は出来ないと思っています
ずーと世話をしてくれているメンバーYさんにもなかなか掴ませない時があり譲渡した先で何らかのアクシデントで離れてしまった場合
新しい飼い主さんにはつかませないと思うのです
牧場をうろついていたテレサは当時1歳~2歳くらいと思いますが当会が保護するまで人に触れた事が無かったのでしょう
人に触られずに育った犬は「触られる」「掴まれる」という行為に慣れていないため恐怖を感じるのだと思いますが
触られている時のテレサの体はガチガチでじっと我慢をしている様子です
また寒中に9日間も赤ちゃん犬と一緒に鉄の狭い捕獲檻の中に入れられたままの記憶がトラウマとなったのでしょう
ステンレス製の食器も嫌がります
無理せずテレサとゆっくりゆっくり向き合ってくれるYさん
逃げ腰で触らせていたテレサですがこの頃少し変化があり撫でられている時の表情がやわらかくなってきました
譲渡できる日はまだ見えませんがいつの日か運命の飼い主さんとテレサが出会える日を信じて見守ってあげたいと思っております
動画 https://youtu.be/1i-F5s2DkPo ←ポチッとしてね
3月22日 代表*福澤